2011年4月20日水曜日

織物を伝えるしごと

「織物を伝えるしごとの旅」をプロデュースしようと
吉祥寺の「手織工房じょうた」
「さをり織り」という織り方を体験してきました。
花屋さんに続き女子力アップです!













さをり織りとは・・・
約40年前に生まれた手織りの手法で
自由奔放に好きに織る。
というのが最大の特徴。
「自分の感性を最大限に引出すこと」が目的なのだとか。













吉祥寺の駅から少し歩いた住宅街の中に工房はあります。
窓が大きく取られているのでものすごく開放感がある工房
まずは、色とりどりの糸に囲まれながら
オーナーの城さんから体験について説明を受けます。













ちなみに城さんは・・・
さをり織りを開発された城みさをさんのお孫さんで
「さをり織り」の考え方や面白さを広めたいと
「手織工房じょうた」を開き、
さをり織りの伝道師として生徒さんや外部の方々に
「さをり織り」の楽しさを発信しています。













糸に関する説明と織り方を聞いたら
あとは好きなように織るだけ。
色とりどりの糸から気の向くままに糸をひとつふたつと選びます。













選んだ糸をクルクル巻いて・・・
カシャスートン、カシャスートンと動作を繰り返し
無心で織り機を動かします。













ひと巻の織上げる度に
黄色系の糸を加えてみたり。
赤系の色を加えてみたり。
あくまで自由に気ままに織り上げます。













そんなこんなで完成した自分のマフラーはこちら。
集中して織り過ぎてしまったせいで
かなりのロングマフラーになってしまいました(笑)
風合いがとってもやさしくて、首に巻くと糸の柔らかい香りににんまりです。













気になったことがひとつ。
それは工房の雰囲気がとてもおだやかで、
ここだけ時間の流れが違うような気分陥いってしまったこと。
ホントに機織の音しか聞こえない時間もあれば、
生徒さん同士で気軽に雑談してたり、
この空間にいるみんなが、その朗らかな時間を楽しんでいるようです。













城さんにそのことを伝えると
さをり織りの自由さ伝えるうえで
この雰囲気の作り方。
ホームページのイメージ。
どのようにすれば、ステキな経験が出来るか?
どのようにすれば、自由さが伝わるか?
伝達方法や振舞い方を常に気を使われているそうです。












それでいて、押し付けがましくないのがすごい。
城さんの人柄がとても出ていたやさしい時間でした。
早く「織物を伝えるしごとの旅」をプロデュースしてみたいなぁ













体験料は3500円+材料費(糸の種類と重さで計測)。
マフラーだったら大体1000円前後になるようです。
僕自身は1時~4時まで無心に織り続けましたが
城さん曰くこれも自由だとか。
ご興味ある方は、ぜひ体験してみてください。

ホームページはこちら
きれいさ&可愛さに目を奪われます。

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